【部員対談企画】第5回 幹部対談
【部員対談企画 第5回 幹部対談】
最終回となる今回は、チームを引っ張る新4年生に、チームの雰囲気や春季リーグ戦に向けた意気込みなどを語ってもらいました。
大音 周平 主将 (新4年/捕手/湘南)
井上 慶秀 副将 (新4年/内野手/県長野)
水越 健太 副将 (新4年/内野手/明和)
吉田 洸 主務 (新4年/栄光学園)
奥野 雄介 投手 (新4年/開成)
齋藤 周 学生コーチ (新4年/桜修館中等教育)
横井 佳 学生コーチ (新4年/神奈川県聖光学院)
——————————————–
前回までの対談をまだご覧になっていない方はぜひ以下のリンクよりご覧ください。
第1回:バッテリー対談
第2回:内野手対談
第3回:外野手対談
第4回:下級生対談
——————————————–
―――対談を始めるにあたって、読者の皆様に人となりを知ってもらえるよう、他己紹介をお願いします。
奥野:慶秀(井上)のエピソード。自粛期間中のダイエット企画で5キロ痩せたけど、さっきもお菓子食べてた。
井上慶:いいじゃん…。お菓子を食べすぎないようにすることを、幹部として心がけています。
齋藤周:練習はストイックにやってる。陰の努力家。
横井:大音はいい意味で普通。
井上慶:怖くないので後輩も舐めてる。
水越:大音に誰も興味ない。
大音:俺に誰も興味持たないし、俺も他人にそんなに興味ない。
奥野:大音は深くかかわらないと面白くない。仲良くなるとすごい面白いです。狭く深くの人間。
井上慶:ひかるちゃん(吉田)は下級生に恐れられてる。結構怒る。
奥野:マネージャーであれだけ他人に対して意見を言えるのはすごい。
井上慶:周(齋藤)はデータアナライザー。
横井:頭の回転が3倍ぐらい速い。もはや怖い。
奥野:普段は優しいけど、一周回って怖い。
水越:本読みすぎだよね。
井上慶:客観的に野球を捉えようとしてる。野球の定量化を目指す人間。
井上慶:横井はJ(櫻木/新4年/外野手/鶴丸)と一緒にいる。
吉田:かなり人思い。誰にでも馴染む。
横井:たしかに自我とかこだわりはあまりない。
奥野:一歩引いたところで見てくれてる。
井上慶:水越は梅林(新2年/内野手/静岡)に顔が似てる。
奥野:水越も後輩の前でメンツを死守したい人。
大音:俺みたいになめられてはない。いじられてはいるけど完全になめられてるわけではない。
吉田:そこが大音と水越の違いだね。全部のつなぎ役。
横井:全部員の中でもかなりのまともな人間。
井上慶:奥野は野球バカだね。
吉田:探求心がすごい。
大音:話まとめるのがうまい。
横井:新しい物好き。前衛的というか。
―――最上級生になりましたが心境に変化は生まれましたか?幹部として何か心掛けていることはありますか?
吉田:今までは先輩に合わせてる部分が多かったが、今年になってから自分が全部責任を負わなければいけない。より一層頑張らなければと思う。非常時にもなるべく平時と同様に回るように心がけてる。あとは、選手目線に合わせることも気をつけて行動してるかな。
横井:決める立場だから、文句言われることも多いと思う。連絡をきちんとすることを心がけてる。
井上慶:組織としてチームが強くならないと勝てない、という考えは強まった。自分が試合出てるときに結果出すのも大事だが、1人だけが打ってもダメ。Bチームからの不満が多いのは組織の弱さだから、組織としてまとまって強くなりたい。皆が野球上手くなれるようにと思っている。
大音:立場があまり変わらないので、心境の変化は特にないかな。主将として、皆を信頼して色々な仕事を割り振る。
齋藤周:周りに対して影響を与えないと強くなれないと思うので、自分がというよりも周りにという意識でいる。あとは自分が得意なところに集中することを心がけてる。
水越:大音があまり前に立ってやるタイプではないので、足りない部分は補いたい。良くも悪くも自分の個人成績にこだわらなくなった。打てなくても関係ない。見られてるという意識が強くなった。調子悪くても前を向かなければならない、と笠原さん(R3卒)と大音から言われた。
奥野:一番はちゃんと周りを見るようになったこと。今までは自分のことに集中していたが、ピッチャー長・トレーニング長をやるようになり、広報ではマネージャーなど色んな人と関わるのでまず人の意見を聞けるようになったと思います。
吉田:視野が広がったってことだね。
―――TEAM2021はどんなチームですか?雰囲気や特徴を教えてください。
水越:あんまりぶれない。
吉田:やるべきことを分かってやってる人が多い。指示しなくても各々のことをやってる。
奥野:それぞれが専門性・個性を持ってる。
大音:自分の役割をしっかり理解している。下級生のエネルギーがすごい。
横井:分業してる。それぞれ誰が何をやってるかわかりやすい。
水越:上の学年がエネルギーないからね(笑)トレーニング中の岸野(新3年/投手/湘南)の存在が大きい。
横井:松岡(泰希/新3年/捕手/東京都市大付)がいるとシートに入りやすい。しめてくれる。
大音:松岡はほんとに頼もしいよね。
―――オフの日の過ごし方について教えてください。
大音:自粛してないときは、銭湯に行ったり、部屋で考えごとをしてる。午後の間ずっと散歩したりしてる。
吉田:よく動いてる。1人でいたいときは映画とか買い物とか。人と会話するのが好きだから他大学のマネージャーとかと一緒に行ったり。部屋にこもったり映画見たりが多いかな。
齋藤周:できるだけ部屋から出ずに本を読みます。
奥野・水越:さすが!
吉田:周のブログ(※個人ブログ)はぜひ読んでほしい。
横井:朝昼のご飯は食べずに昼まで寝て、YouTube観て、夜ご飯食べる。
水越:部屋にこもってると周りの部屋で遊んでる声が聞こえて気が滅入るので、いち早く寮から出る。朝出てカフェでモーニングを食べて、アメ横を散歩して1人焼肉。その後は映画やカラオケ。で、ジムに行ったりして1日が終わる。誰とも会ってないです(笑)
横井:最高だね。
井上慶:何もしないんだよね。YouTubeでご飯とか犬の動画を観る。それで球場行って練習してる。
大音:俺はオフは練習できない。
奥野:朝は絶対に部屋の掃除をする。意欲があれば古着屋とかに行きます。
―――注目している部員を教えてください。
大音:みんな阿久津(新3年/外野手/宇都宮)って言ってるよね。
吉田:井手監督も注目選手は阿久津って言ってた。阿久津は全員一致ってことで他の人にしますか。
大音:俺は小宗(新4年/投手/私立武蔵)です。最終学年になって目の色が変わった。長いイニング投げてしっかり抑えてくれるんじゃないかなと思います。メンタルは元々強かったけど、更に頼もしくなった。
吉田:俺はマネージャーを挙げるとしたらまっすー(増田/新3年/マネージャー/筑波大附)。1個下が上と下のつなぎ役として動いてくれると助かる。与えた仕事を無難にこなしてくれるし、他大学とのつながりもある。このまま頑張ってもらって、いずれ部を回してくれる存在になってくれたらなと思う。
齋藤周:俺は高橋佑太郎(新4年/内野手/私立武蔵)です。ほんとに頑張ってほしいなと思います。
吉田:夜10時半とかにニコニコしながら練習してる。練習量がずば抜けてる。
井上慶:ちょっと怖いね(笑)
井上慶:俺は榎本(新4年/内野手/神奈川県聖光学院)いっていい?コメントはない。
一同:(笑)
大音:運動能力上がりすぎてるよね。
吉田:自分がマネージャーになった時にすごく声を掛けてくれた。
横井:永田(新2年/学生コーチ/開成)かな。学年2つ下とは思えない。エネルギッシュに仕切ってくれてる。とにかく行動力がすごい。
吉田:新2年であれだけ仕切れる人はなかなかいない。
水越:中井(新3年/外野手/土浦一)で。あいつがしっかりしてくれないと勝てない。
井上慶:榎本はすごいつまんない。速くなった足に注目です。東大のリンドーアと呼ばれてる。
奥野:注目してる部員は自分です!去年に比べ意識も変わったしやるべきことに集中できてると思う。今は微妙ですが、もうちょい自分に期待してみます。
―――春季リーグ戦への意気込み・ファンの方へのメッセージをお願いします。
水越:試合に出てた人が少ないので、いい意味で相手を知らずにできると思う。自信を持って頑張りたいと思います。見たことない選手ばかりだとは思いますが、期待していてください。
吉田:チームはいい感じに仕上がってるので、選手たちに注目してもらえたらと思います。意気込みはマネージャーは失敗しないのが前提なので、ミスを皆でカバーできるようにしたい。ファンの方へ、いつも応援してくださりありがとうございます。カメラを持って神宮に来てる方は選手だけじゃなくてマネージャーも撮ってもらえると嬉しいです!
横井:三塁コーチャーとかは入るかもしれないけど、試合になったらできることはない。試合までにできることは全部やります。学生コーチのことはどうでもよいので、選手に注目してください。
齋藤周:新しい野球をします。ぜひブログを読んでください。
奥野:今まで屈辱を味わってきましたが、それを思い切り晴らすような、東大野球部強くなったなと言われるようなチームにしたいです。皆どんなことがあっても明るくいきますので、その明るさを見てもらえればなと思います。
井上慶:意気込みは、勝ちます!スタンドから力を分けてください、お願いします!
大音:チームのために皆動いてるので、チームの勝利のために僕もできることをします。どんな状況でも勝利だけを目指して頑張ります。勝った時の表情をカメラに収められるように、ぜひ神宮球場に足をお運びください!
―――ありがとうございました!
——————————————–
いかがでしたでしょうか?
対談企画を機に部員のことをより深く知っていただけていたら嬉しいです。4月10日に開幕する春季リーグ戦ではチーム一丸となって戦ってまいります。温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。