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主将 印出 太一
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【Weekly MGR】vol.54

こんにちは。新4年マネージャーの緑川です。

 

昨日で、東日本大震災から12年が経ちました。

毎年、3月11日を迎えるたびに、当時のことを思い出します。

今現在、毎日当たり前のように野球がある環境が、決して当たり前ではないということを再認識しています。

多くのメディアでも呼びかけられていますが、防災への備えとして、ご家庭の緊急避難セットや非常食、避難経路の確認など、教訓を生かすことのできる機会としたいと思います。

また、コロナ禍で中止となっておりましたが、弊部では大学の復興支援の一環として、東北での野球教室を行っておりました。私が在籍している間に再開することができるかはわかりませんが、従来の社会に戻るにつれ、そういった人の繋がりのある活動が元に戻ることを楽しみにしております。

 

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さて、本日は、東伏見に残留しているメンバーで行われた、2軍戦を取り上げたいと思います。

弊部が試合を行う際には、マネージャーが1名記録員としてベンチ入りしています。その中でも2軍戦では、フレッシュトーナメントの際にベンチ入りする新2年生が記録員を務めています。

3月4日(土)の明治学院大学戦で井上(新2年・スポ・金沢泉丘)、8日(水)の上智大学戦で成瀬(新2年・スポ・千種)がベンチ入りしましたので、インタビューを行いました。

 

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写真 ベンチ入りする井上

 

・オープン戦初スコアを担当してどうでしたか?

今までは、写真を撮ったり、アナウンス席にいたりと、「外」からプレーする選手を見ていましたが、今回、初めてベンチに入り、聞こえる声の大きさや量が今までと全く違い、試合への緊張感が増しました。また、点が入った時やピンチを守り抜いた時は普段よりも嬉しく感じられました。

 

・気を付けていること、特に準備していることはありますか?

当たり前のことですが、ミスなく書けるよう、一球一球に集中し、誰が見ても分かるスコアになるよう丁寧な字で書くことを心がけています。

 

・アナウンスも担当している中で、大変なことはありますか?

アナウンスはベンチに入る時とは別の緊張感があります。選手交代が多い時はスコアも大変ですが、アナウンスもまた大変です。
先日ベンチに入った際、どれほどアナウンスがスコアを書く人にとって重要かを実感しました。その時は、南さんがアナウンスをしてくださっていたのですが、アナウンスが聞き取りやすかったおかげで全ての選手交代を書ききることができました!

 

・準備のコツ、マイルールはありますか?

試合の前は準備をするのもがたくさんあり、それらを忘れないよう一つ一つ確認するよう心がけています。その際、同期と確認しながら見落としが無いよう気をつけています。
ルーティン的なものはまだ確立できていませんが、自分の中での勝ちパターンを見つけられるようにこれからも模索します!

 

・今後への意気込みをお願いします!

これからスコアを書くためにベンチに入ることが増えますが、プレーしやすい雰囲気作りができるよう頑張っていきたいです。また、アナウンスでも聞きやすいと思ってもらえるよう、選手を後押しできるよう頑張ります!

 

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写真 ベンチ入りする成瀬

(先輩の不手際で、寄りの写真を撮影していませんでした…次のチャンスを逃さないよう、気を付けたいと思います……。)

 

・オープン戦初スコアを担当してどうでしたか?

初めはとても緊張していたのですが、学生コーチの川内(新3年・スポ・八王子)さん、投手コーチの石原(新3年・スポ・日大習志野)さんが優しく声を掛けてくださり、徐々に緊張が解けて、落ち着いてスコアに臨むことができました。また、選手たちがベンチから積極的に声を出して盛り上げていて、ベンチから試合を見ることは初めてだったので、とてもワクワクしました。私の担当した試合は、特に打線が爆発して快勝することができたので、喜びを皆で共有することができ、とても嬉しかったです。

 

・気を付けていること、特に準備していることはありますか?

当たり前のことですが、誰が見てもパッと分かるように、いつもより丁寧な字で見やすく書くことを心掛けています。

 

・アナウンスも担当している中で、大変なことはありますか?

高校でも野球部のマネージャーをやっていたのですが、高校ではアナウンスを経験したことがなく、大学で初めて経験させて頂いています。早稲田大学野球部の名を背負ってアナウンスをしているので、毎回緊張しています。私は愛知県出身で、イントネーションが標準語と異なる言葉があり、標準語のイントネーションを覚えることが大変です。

 

・準備のコツ、マイルールはありますか?

コツと言っていいか分からないですが、試合が始まるまでに、スタメンは全員書くようにしています。ベンチで文字を書くことにまだ慣れていなくて綺麗に書けないので…。また、選手が交代したらその都度集計をして、試合後にすぐ写真を送れるようにしています。

 

・今後への意気込みをお願いします!

スコアについてはまだまだ勉強中です。難しいプレーがあってもスラスラ書けるようになることが目標です。
アナウンスについては、私は新人戦で神宮のアナウンスデビューをする予定です。「早稲田のアナウンスは上手」と思っていただけるように、もっと練習を頑張ります!

 

 

また、安部球場でオープン戦を行う際にアナウンスを務めることの多い、新3年の藤田(人間・開智)にもアナウンスについてインタビューを行いました。そちらも併せてお楽しみいただけますと幸いです!

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写真 アナウンスを務める藤田(左)と補佐を務める成瀬(右)

(試合前の準備がひと段落したタイミングで、カメラを構えて待っていたら気づいてポーズをとってくれました。表情からは少し余裕が感じられました。)

 

アナウンスを担当し始めてから約1年経ちましたが、現在はどんな気持ちで担当していますか?

紅白戦、オープン戦でのアナウンスという仕事が確立できたような気がするので嬉しいです。
場に慣れることを念頭において、取り組んでいます。

 

・成長したなと思う点を教えてください。

2年夏のオープン戦から安部球場でアナウンスをしはじめました。初めは読むだけで精一杯でしたが、やっていくうちに、今日はゆっくり読もうとか、自分で決めたその日のめあてを読んでいる最中にも意識できるようになったので少しは成長できたかなと思います。
交代のアナウンスにもあまり動じなくなったような気もします…。

昨年夏のオープン戦アナウンスをこなしてる中、四年生に上手になってるねと初めて褒めていただけたのが心に残っています。選手やマネージャー、審判の方からの声が、お世辞かもしれませんが、心の支えになっています。
・準備・アナウンスのコツは?

コツを言えるほどの立場ではないと思います…。ですが、神宮でアナウンスする時は速やかに交代のアナウンスができるよう、選手毎の付箋を作っておいたり、台本に息継ぎのスラッシュを書いておいたり、抜かりない準備をすることが大切だと思います。この準備は緊張を抑えることにもつながると思っています。

自分のアナウンスを聞いて修正するのも大切だと思います。(いつも同期の神田(新3年・マネージャー・文・早大学院)が録音してくれます。ありがとう🙇‍♀️)
過去の六大学のアナウンスを聞いて、自分の好きなアナウンスをされる方を真似したりもしています。

 

・後輩にアナウンスを教える立場になってどうですか?

見よう見まねでここまできているので、私としては何か言葉にして教えられたらと思っています。
2人のお手本になれるように、真似してもらえるように、とりあえず今は私が頑張ります!

 

・リーグ戦に向けての意気込み

今まで目標としていた神宮でのアナウンスなので、担当することができるのがとても嬉しいですし、光栄なことだと思います。初めての早稲田大学野球部代表として担当するので、しっかり準備して望みたいです。

目立たないアナウンスが理想なので、それを目指して頑張りますが、早大先攻の試合は少しでも耳を傾けていただけたら嬉しいです。

 

以上でインタビューは終わりです。

私が2軍戦のアナウンスを担当し始めた新2年生の頃は、間違えることがないようスコアの記録方法や特殊な状況のメモを自作し持ち込んでいました。いつも冷や汗をかきながらスコアを書いている時期もありましたが、今年の後輩たちはとても頼もしく、自分も色々と見習う点がある、自慢の後輩たちです。

試合を見に来ていただく方はもちろん選手を観られることが多いと思いますが、ベンチ入りするマネージャーやアナウンスなど、いつもと違った部分にも目を向けていただければ嬉しいです!

 

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以上で本日のWeekly MGRを終わります。

 

先日、東京六大学野球連盟から発表がありましたが、今春のリーグ戦より応援席が復活することとなりました。

(東京六大学野球連盟ホームページはこちら

私が入学した以降は応援席がなく、野球部員として応援席があるリーグ戦は初めてなのですが、映像等で見ていた応援に来てくださったファンの皆様で埋め尽くされた神宮が戻ってくると思うと、今からワクワクしております。

現在行われているWBCやプロ野球のオープン戦等で、既に声出しでの応援が解禁されている様子を見ると、野球が戻ってきたなと嬉しく思います。

この春のシーズンは、大きな転機となるシーズンだと感じています。皆様と一緒に、本来の六大学野球を取り戻していく、そんなシーズンにしたいと思います。

是非、神宮球場にお越しいただき、応援も含めてお楽しみください!

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