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【Weekly MGR】vol.92

こんにちは!新3年マネージャーの成瀬かおり(スポ・千種)です。

2月も下旬に入り、本日から春季オープン戦が始まりました。月末からは浦添キャンプがあり、いよいよシーズンが来る実感が湧いています。収穫の多い期間にできるよう、選手・スタッフ一同、精一杯取り組んで参ります。

今回のWeekly MGRは、スポーツ科学部に所属する新3年生12名に、ゼミについてのインタビューを行いました!スポーツ科学部では、2年秋学期からゼミが始まります。スポーツ科学部にはスポーツビジネスからスポーツ医科学、コーチングなど様々な分野を学ぶことのできるゼミがあり、学部全員がゼミに所属します。

全員に以下の質問をしました!
①所属するゼミの紹介・どんなゼミか
②そのゼミに入った理由
③半年を終えて、楽しかったこと・印象に残っていること
また、好きな言葉・大切にしている言葉を書いてもらって、一緒に写真を撮影しました!そちらも併せてご覧ください(^^)

普段部員が大学で何を勉強しているのか、なかなか皆さんに知っていただく機会が無いので、ぜひこの機会に知っていただると嬉しいです!

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伊藤樹(投・仙台育英)

伊藤樹
①スポーツの戦略戦術について学ぶゼミです。先生の提示するテーマに沿ってディベートをしたり、戦略戦術に関する講義などをしたりしています。また先日、修士論文の発表を聞いた際には、野球や他のスポーツの戦略戦術についての研究結果などに触れ、とても新鮮で面白い時間でした。

②スポーツにおいて戦略戦術というのはとても重要なものです。そこにスポーツの面白さや難しさが詰まっていると感じているので、このゼミで多くのことを学びたいと思い、選択しました。

③eスポーツをスポーツとするかどうかというテーマに沿ったディベートが盛り上がり、楽しかったです。気持ち的な面から戦略戦術といった面まで広く考えて答えを出すというのは、他の人から突っ込まれることが多く、どっちつかずになり難しいものだなと感じました。こういったことを繰り返し行うことで、他のゼミ生と仲を深めることができたのも半年間の思い出です。

伊藤はゼミの他にも、スポーツコーチングコースに所属しているため、戦術についての授業を多く履修しています。大学で学んだことを野球に活かして、ぜひキャリアハイの活躍をしてほしいです!

 
井上彩希(マネ・金沢泉丘)

井上
①スポーツ栄養学についてのゼミに所属しています。まだ始まって半年なので基礎的なことしかやっていないのですが、主に、身体組成や栄養のこと、食事のバランスなどについて学んでいます。競技によって必要な栄養は異なるため、それぞれの競技の特徴に合う食事を考えています。また、機器を用いて運動量を測定することにより、アスリートとそうでない人の正確な消費カロリーが分かるので、そこから必要な栄養量を考えたりもしています。

②食事は身近なものであり、それを学ぶことによって、これからの生活に活かせると思ったからです。また、野球部で選手の食事を見ているうちに、アスリートと一般の人との食事の差を知り、食事の内容について詳しく学びたいと思ったからです。

③調理実習が一番印象に残っています。私のグループは貧血予防をテーマに献立を考えたのですが、ただ鉄分を摂るだけでなく、吸収率を上げるためにビタミンCが多く含まれる食材を摂れるようにしました。主に柑橘類やパプリカです。栄養をたくさん摂るには脂物が良くなかったり、沢山の種類の野菜を摂らないといけなかったりというイメージがありましたが、実際に作ってみると、肉の部位や野菜の種類に気を使うだけでバランスの良い食事を摂れるということを実習を通して学びました。また、聴診器を使って血圧を測る実験や、自分の食事に含まれる栄養をグラム単位で計算をしたことも印象に残っています。座学よりも実験系が多く、たくさんコミュニケーションをとりながら授業が進められており、和気あいあいとした雰囲気で楽しいです。

調理実習について、他の班では「骨折予防」「減量」をテーマにした献立を考えたそうです。アスリートでないと、一般的な程度でしか栄養を気にした献立を考えることはありませんが、貧血や減量というテーマは日常生活に関わってくるので、井上に聞きながら、たまにはこれらに特化した献立も考えてみようと思います!

 
小澤周平(内・健大高崎)尾瀬雄大(外・帝京)

小澤、尾瀬写真左・小澤、写真右・尾瀬


小澤:動作解析を中心としたことを学ぶゼミです。卒業研究で自分がやりたいことに近い論文を調べて、発表しています。自分は、技術向上にも繋がるため、卒業論文でバッティングについて取り上げようと考えています。そのため、今はバッティングや体の動きに関する文献を読んでいます。
尾瀬:主な活動は、自分が卒業研究の際に取り上げたいテーマに近い、過去の論文を調べて、パワーポイントにまとめて発表を行うことです。最近自分が調べた論文は、バッティングについての研究です。


小澤:尾瀬と同じゼミに所属したいと思っていて、尾瀬と相談して決めました。また、野球部の先輩も数人在籍しており、池内零(新4年・外・豊中)さんから勧めていただいたことも決め手となりました。
尾瀬:自分のやりたい研究についてできるということに惹かれました。また、ゼミの先生はレスリングでオリンピックに4大会連続で出場し、メダルも獲得した経験がある方なので、競技は違えどトップアスリートの方から色々なことを学べるのではと思い、このゼミを選びました。


小澤:自分のゼミは半年間zoom上で行っていたため、他のゼミ生とまだあまり仲良くなることができていません。春からは対面になる予定なので楽しみにしています。自分の代は体育各部に所属している人が多いので、その人たちと仲良くなって、野球以外のスポーツについて知りたいです。野球に繋げられるところがあるかもしれないので、そういったところを活かしていきたいです。
尾瀬:同じゼミに所属している小澤の発表が、とても面白かったです。また、自分のゼミはこれまでずっとzoom上で行っているため、他のゼミ生とまだあまり深く関わることができていません。機会があれば、みんなと仲良くなりたいです。

普段から仲の良い印象が強い2人ですが、同じゼミに入ったと聞いた時は、ゼミまで一緒なのかと驚きました!(笑) 2人とも卒業研究はバッティングについて取り上げる予定とのことですが、ゼミで学んだことを活かして、神宮球場でもっと暴れて欲しいです!

 
梶田笙(投・早稲田摂陵)

梶田
①バレーボールの戦術などについて学ぶゼミに所属しています。しかし、バレーボールだけでなく、それぞれが行っている競技の特性やトレーニング方法などを紹介をしてその競技に対しての理解を深めたり、自らの競技に生かせるところを探したりしています。始まって半年にしては仲が良く、毎回楽しく学んでいます。

②元々バレーボールが好きだったことと、野球部以外のスポ科の人と交流したいと思っていたからです。

③それぞれの競技についての発表で、その人が何をしているのかや、その競技の特性を知ることができたことが印象残っています。

バレーボールが好きで得意だという梶田。その腕前をまだ直接見たことがないので、ぜひ見たいです!そして、バレーボールだけでなく、野球での梶田の活躍にもご期待ください!

 
渋谷泰生(内・静岡)吉田瑞樹(捕・浦和学院)

渋谷、吉田写真左・渋谷、写真右・吉田


渋谷、吉田:スポーツ生理学のゼミに所属しています。秋学期では、生活習慣・睡眠・食事・栄養・血管などの生理学全般について先生から教えてもらい、与えられた議題についてゼミ生同士で話し合いました。


渋谷:吉田に誘われたからです。
吉田:ゼミの先生の授業を昨年履修していて、このゼミに興味を持ちました。


渋谷:自分の代は部活動に所属している人が多く、他の部活動や競技の話を聞くことができるので楽しいです。
吉田:ゼミのメンバーでアルティメットとサッカーをしたことが、特に楽しかったです。

先程紹介した小澤&尾瀬と同様、こちらの2人も普段一緒にいることが多い印象です。2人の話を聞くまで、恥ずかしながら、スポーツ生理学について何も知りませんでした。これほど幅が広いものだと知り、驚きました。

 
北嶋晴輝(マネ・早稲田佐賀)冨田大地(学コ・日立一)

北嶋、冨田写真左・北嶋、写真右・冨田
(冨田の「なぜべス」という言葉ですが、「なぜベストを尽くさないのか」の省略だそうです。深いです、、。)


冨田:スポーツビジネスに関するゼミです。毎週テーマが与えられて、それについて調べてパワーポイントを作成し、皆の前で発表することを主に行っています。最近のテーマは、アメリカの産業・アメリカの五大スポーツなどでした。
北嶋:毎週プレゼンテーションをしています。求められるレベルが高くとても大変ですが、確実に自分が成長しているので、これからの人生にとても役立つと思います。


冨田:仲のいい先輩である清水宥志(新4年・外・スポ・早大本庄)さんに呼んでもらったので、入ろうと決めました。
北嶋:自分も、先輩の前田浩太郎(現4年・投・スポ・福岡工業)さんに誘われて入りました。


冨田:自分の代のゼミ生は体育各部に所属している人が多く、プロのスノーボード選手、少林寺拳法部やラグビー部など、様々な競技を行っている人がいます。自分は特にゴルフ部に所属している人と仲が良く、彼はトップレベルで戦っているので、自分の知らない世界をたくさん知ることができ、楽しいです。
北嶋:ゼミ活動が大変な分、同期と仲良くなることができました。バーベキューを定期的に開催しています。また、自分のゼミはゼミ合宿が海外で、アメリカやイギリスなどで、現地のスポーツビジネスを学ぶことができます。自分たちは引退後に行くことができるので、今からとても楽しみです。

北嶋の話にあるように、2人のゼミはとても大変なことで有名です。また、人気のゼミなので、ゼミ決めの際は応募者が多く、面接で選抜が行われたそうです。そんな狭き門を突破した2人なら、今後の活動も乗り切れるはずです!また、このゼミはスポーツ科学部で唯一、早稲田キャンパスで開講しています。基本的にスポーツ科学部生は所沢キャンパスと東伏見キャンパスに通っているので、日常的に早稲田キャンパスに行くというのは、少し羨ましいと思ってしまいます。

 
【成瀬かおり、堀越健太(投・宇都宮)

成瀬、堀越写真左・成瀬、写真右・堀越


成瀬:スポーツ・身体・人間に関連する社会現象を、社会学を中心とした社会科学的アプローチから学ぶゼミです。秋学期では毎授業、課題の本を読んで、担当者が本の内容から自分の意見を発表し、みんなで話し合いました。課題の本の文量が多く、毎週読むことが大変でした。
堀越:スポーツ社会学についてのゼミです。毎回与えられた課題について各自で事前に学習をし、代表者が授業時に発表した後にみんなで話し合って理解を深める活動がメインでした。また、毎回本題に入る前にその場で与えられた課題に取り組む時間があります。


成瀬:2年の春学期に先生の授業を履修して、そこで教えていただいたことが、自分が学びたいことと合致していたからです。自分はもともと哲学的・社会学的な思考に興味があったので、自分にぴったりだと思いました。
堀越:ゼミ担当の先生の講義を受けていて、先生の、一般的な道徳やバイアスを一度取り払って攻めの姿勢で学んでいくスタイルが好きで、このゼミに入りたいと思いました。


成瀬:毎回のゼミで学びがあり、毎週楽しみなのですが、座学以外には、定期的にゼミの先輩方と交流する機会があるので、就職活動などについて聞くことができたり、仲良くなることができたりして、人脈が広がりました。
堀越:オリエンテーションの際、東伏見を知ろうというテーマでキャンパス周辺を散策し、みんなで近くの公園で遊んだことが特に楽しかったです。また、授業の初めに先生がコーヒーを振る舞ってくれるのですが、ゆっくりとお湯を注いでいく様子が何回見ても飽きず印象に残っています。

写真を見て頂ければ分かる通り、堀越はとても背が高く、191cmあります。ゼミだけでなく同じ授業を多く取っているのですが、講義の際は、一瞬で見つけることができます。また、私たちのゼミは3年生以降、早稲田の体育各部から1つ選んでフィールドワークを行います。早稲田の部活動について深く知ることができるので、今からとても楽しみです!

 
山口力樹(内・早稲田佐賀)

山口力
①自分はスポーツ生理学について学ぶゼミに所属しています。栄養や休息などについて学んでいます。先生も学生も和気あいあいとしておりとても親しみやすいゼミだと思います!

②先生の人柄が良いというのと、友達と先輩に知り合いがいたというのが1番の理由です。とても楽しく、学ぶ内容も面白いので入ってよかったなと思っています。

③初回の授業で先生がプロテインを配り出したことです。まだ皆があまり仲良くない時に色々な種類のプロテインを配り、じゃんけん大会をして、好きな味のプロテインをその場で食べた事を今でも覚えています。そのおかげでみんなとすぐに仲良くなれた気がします。

スポーツ生理学という面では先に紹介した渋谷&吉田のゼミと同じですが、同じスポーツ生理学という分野の中でも、細かい違いがあるようです。山口の文章からも、ゼミ活動が楽しいという印象が伝わってきます(^^)

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以上になります。
同じ学部に所属していても、他のゼミについて知る機会はないので、今回インタビューを通じて色々なゼミを知ることができ、面白かったです!
また、半年間で楽しかったこと・印象に残っていることとして、他のゼミ生と仲良くなったことや、体育各部に所属している人が多く他の部活動の話を聞くことができる、と挙げている部員が多くいました。体育各部に所属している人が多いことはスポーツ科学部の特徴で、キャンパスにはジャージ姿の人が多くいます。部活動に所属していると、どうしても人間関係が内に狭まってしまいますが、ゼミを始め学業の面で様々なバックグラウンドを持つ人と関わって、多様な学生がいる早稲田大学の強みを存分に享受していきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに!