文章:中原マネージャー
早稲田大学野球部は、1901年(明治34年)に創部し、今年で123年目を迎えます。本日に至るまで、学生野球界のみならず、日本の野球界へ大きな影響を及ぼしてきました。
例えば、初代監督である飛田穂洲先生が「一球入魂」を説き、日本の野球界に広まったことや、太平洋戦争中は野球道具(300ダースのボールやバット)を大量に保管してなんとか守り抜き、他の大学の野球部へ提供し、戦後の野球復興を大きく支えたことが挙げられます。
このように、早大野球部は戦前から現在にかけて先輩たちが築いてきた学生野球のリーダーとしての使命があります。
試合に勝つだけではなく、「人として誰からも立派と認められる人物に成長できるか」に早大野球部に所属する部員としての真価が問われます。
もちろん結果にこだわりつつ、心技両面において立派な人間となり、これからも早大野球部の歴史の重みを自覚し練習常善で励んでいきます。
昨秋、弊部はあと1勝で優勝というところから、宿敵慶應に2連敗を喫し、天皇杯を逃しました。2021年、2022年の秋に続き、1勝、1点に泣いたシーズンとなりました。現在在籍している部員は全員まだ優勝を経験しておらず、6季もの間天皇杯から遠ざかっている状況にあります。選手層や土壇場での決定力の差が、この3年間の不甲斐ない結果に表れていると感じているからこそ、優勝という結果を貪欲に追求した姿勢で日々練習に取り組んでいます。
また、今年は、既にリーグ戦経験のある選手も多く、新たに戦力として加わった選手との間で共に熾烈な競争を繰り広げています。部員一人ひとりが最大限チームに貢献すべく邁進し、日本一にふさわしいチームとして春の開幕を迎えようとしています。主将印出を中心としたチーム力と、この冬の練習を乗り越えた個々の成果を神宮球場でお見せしますので、変わらぬご声援の程、宜しくお願いいたします。
早大野球部主将印出 太一
18.44mの間で繰り広げられるバッテリーと打者の心理戦
勝利の女神は細部に宿る
ニンニクチャーハン
TWICEのFancy
バスケかバレーなどの身長を生かすスポーツをしていたと思う
説得力のある行動と練習態度
タフな身体と心
一球入魂の精神
リーグ戦開幕前と早慶戦前に、稲門倶楽部の皆様より差し入れていただいたすき焼きを食べること
立ちはだかる各校を執念でねじ伏せる早稲田の姿を是非、神宮球場に見に来てください!