文章:宮田マネージャー
我がチームの伝統ということで、下田グラウンドの歴史についてお話したいと思います。
慶應義塾の野球部は、前身の三田ベースボール倶楽部の1888年創部以来、三田の綱町グラウンド(野球伝来150年「聖地・名所150選」にも選出)、現在の武蔵新田の運動場、下田グラウンドと3つの本拠を移転してきました。
下田にやってきたのは戦前の1940年頃です。第二次世界大戦の激化によって日吉キャンパスの一部は接収、それに伴って下田地区も空室となっている合宿所が塾生の宿舎になり、グラウンドが田畑として利用されるようになります。
実際に現野球部のグラウンドも畑として利用されたそうです。
戦後、戻ってきたグラウンドは畑からグラウンドへ戻す作業から始まります。その後長年全面土のグラウンドとして使用され、1997年に外野部の人工芝張り替えが完了します。それから現在まで、張り替えはありますが、外野は人工芝、内野は黒土のグラウンドとして維持されています。
2022年春には夜間照明が新設され、夜も存分に練習ができるようになりました。
また、2024年年始には併設している室内練習場の建替え工事を行っており、更なる練習環境の工場に努めています。
今後もこのグラウンドを最高の状態で維持し、かつより良くしていくことができるよう、部員一同努力して参ります。
今年のチームは全部員がそれぞれの役割を全うできるチームです。
選手はもちろんですが、裏方が日本一のチームであると思います。合計で30人を超える選手以外の部員で選手を支えています。慶應の野球部に特有な点として、学生スタッフの選任アナリスト、学生トレーナーの2点を挙げたいと思います。
アナリストは今年で5年目、未完成の組織ですが、チームになくてはならない存在です。練習動画の撮影を始め、自チーム分析、相手チーム分析とメンバー外の選手で構成されていたデータ班ではできなかったことまでカバーしてくれています。選手にとっても新たな視点、気づかなかったウィークポイントを見つけるヒントとなっていて、チームの強化に大きく貢献しています。
学生トレーナーは日々の選手のコンディション管理はもちろん、ストレッチやアップなど怪我を未然に防ぐ施策を考え始めるなど、日々パワーアップしています。大人のトレーナーが不在の時のトラブルなど、迅速に駆けつけることができる学生トレーナーの存在は選手の野球への集中度をより高める存在になっていると言えます。日々様々なことを吸収し続けている学生トレーナーの今後の更なる貢献がチームの順位を左右すると言っても過言ではありません。
2つの役割に限りませんが、チームの根を支える役割が大変強力なのが今年のチームを象徴していると思います。表舞台に出ることの少ないスタッフ陣も目標は勿論リーグ戦優勝・日本一、そこに向けて全力でチームのサポートをしています。日本一に向けて、大きく羽ばたいていけるよう、僕自身も支える立場として頑張っていきたいと思います。
慶大野球部主将本間 颯太朗
9回ツーアウトからでも逆転できるところ
心が変われば、行動が変わる、行動が変われば、習慣が変わる、習慣が変われば、人格が変わる、人格が変われば、運命が変わる、運命が変われば、人生が変わる
千寿せんべい
We are the one
考えられない
率先垂範
選手一人一人が考えられる力
4年生が頑張ること
アクティベーションイマージェリー
神宮に僕のホームランを見にきてください!