文章:岸上主務
明治大学野球部は明治43年(1910年)に創部し、今年で創部114年を迎えます。通算優勝回数は、リーグ戦43回、大学野球選手権6回、神宮大会7回を誇ります。1952年から監督・総監督を計37年務めた島岡吉郎氏は、人間力の教育を重視し、厳しくもあり愛のある指導で、明治大学野球部の野球は「人間力野球」という名を築きました。
選手全員が暮らす島岡寮の玄関には、「人間力」の三文字が飾られています。この伝統の「人間力」を引き継ぐべく選手たちは練習や共同生活を通じ、互いに人間力を高めあっています。
現在練習を行っている内海・島岡ボールパークは、2006年秋に調布から府中に移転し、今年で18年目を迎えます。
全部員が共同生活を送る「島岡寮」、2019年に全面人口芝への改修が終了したメイン球場、それに加えて室内練習場、室内投球練習場も人口芝の全面張替えが行われ、素晴らしい環境で野球に取り組むことができています。
ここ府中市は、ラグビートップリーグのチームがあり、WBCのオーストラリア代表の合宿地に選ばれるなど、スポーツがとても盛んな街です。
そこで弊部初の試みとなった「明大野球部とあそぼう!」や、4年ぶりの開催となった「府中交流会」など地域との交流会を実施し、野球と接点が少ない方にも明治大学野球部について知ってもらい、地域の方々に愛される野球部を目指しています。
また、小学生、中学生を対象とした野球教室も各地で開催し、野球の技術だけではなく楽しさを教える活動にも取り組んでいます。
昨年、個人では最優秀防御率やベストナインなど成績を残した選手が多くいながらも、チームとしては春は全日本大学選手権準優勝、秋はリーグ2位と悔いの残る一年になりました。
この悔しさを糧にチームとしてさらなる成長を遂げるため、
今年度は「輪〜神宮を紫紺に〜」をチームスローガンに掲げて日々練習に打ち込んでいます。
今年のチームは主将の宗山を筆頭に経験豊富な選手が揃っており、勝つために“チーム宗山”全員で1つの輪となって1年間戦い抜きます。
昨年は結果として満足のいかない年となりましたが、今年こそ明治らしい人間力野球で六大学初の四冠を達成します。
今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
明大野球部主将宗山 塁
多くの人に感動を与えられるところ
「感謝」
高タンパク低カロリーの食べ物
ロングホープ・フィリア/菅田将暉
サッカー選手
まず周りを見ること
雰囲気の良さ
挨拶、掃除
試合前のバスで歌を流し、皆で歌うこと
全力でぶつかり合う面白い試合を観に来てください!