文章:柴垣マネージャー
早稲田大学野球部は、1901年(明治34年)に創部し、今年で122年目を迎えます。本日に至るまで、学生野球界のみならず、日本の野球界へ大きな影響を及ぼしてきました。
例えば、初代監督飛田穂洲先生が「一球入魂」を使い始め日本の野球界に広まったことや、太平洋戦争中は野球道具(300ダースのボールやバット)を大量に保管してなんとか守り抜き、他の大学の野球部へ提供し、戦後の野球復興を大きく支えたことが挙げられます。
このように、早大野球部は戦前から現在にかけて先輩たちが築いてきた学生野球のリーダーとしての使命があります。
試合に勝つだけではなく、「人として誰からも立派と認められる人物に成長できるか」に早大野球部に所属する部員としての真価が問われます。
もちろん結果にこだわりつつ、心技両面において立派な人間となり、これからも早大野球部の歴史の重みを自覚し練習常善で励んでいきます。
今年の早稲田大学野球部は、全員で1球に執念を込めるチームです。
昨秋、弊部は勝率の差で惜しくもリーグ戦優勝を逃しました。惜しくもとは言うものの、あと1勝、あと1点は悔しいほどに遠く、優勝できるチームと出来ないチームの差を痛感しました。
そこで私たちはこの冬、その小さく大きな差を埋めるために、忸怩たる思いで練習に励んできました。
今年は、チームを一人だけで引っ張って行くようなタレントを持った選手はいません。しかしその分、チーム全員で1得点を取り、1失点を防ぎ、1勝を掴みにいきます。
一人ひとりが勝利のためにできることを、毎プレー毎プレー、全力でやりきります。
そしてその先にある天皇杯奪還という目標を成し遂げるため、戦ってまいりますので、変わらぬご声援の程、宜しくお願いいたします。
早大野球部主将森田 朝陽
朝陽
前向きな言葉を使うこと
当たり前の事を当たり前じゃない情熱で
一球入魂の精神
元気の良さ、明るさ
君こそスターだ(サザンオールスターズ)
パイナップル
漫画を読んで昼寝を繰り返す
熱い男たちが泥臭く点を取り合うところ。
他競技では日本一にしか与えられない天皇杯をかけて戦っている熱いリーグ戦を見に行こう!