僕達の野球人生
TOKYOROCKSをご覧の皆様、こんにちは。
主務の石井です。
秋季リーグ戦もついに最終カード、立教大学戦を残すのみとなりました。
そこで毎年恒例の4年生紹介をさせていただこうと思います。自分にとって様々な思い出のある4年生を、もう卒部にはなりますが身近に感じてもらえればと思います。
また、名前の横には「僕の野球人生」のリンクが張ってあります。そちらもぜひご確認ください。
青木麟太郎(投手/筑波大駒場) 【僕の野球人生第1回(9/19投稿)】
トップバッターは野球部が誇るアイデアマン、青木投手です。非常に自由な発想をもち、彼が寮日誌(寮生が1カ月に一回くらい書く日誌です)に書く話は多くの部員を爆笑させてきました。「僕の野球人生」でも彼の文才が発揮されていましたね。なかなかリーグ戦での登板機会がなかった彼ですが、ついに慶應義塾大学戦で登板、見事2回無失点に抑えてくれました。
大越遥平(投手/新潟) 【僕の野球人生第2回(9/20投稿)】
準硬から3年春に転部してきた異色の投手です。現在はNHKキャスターでかつて東大野球部のエースとして8勝をあげた大越健介さんの甥であるという話はあまりにも有名です。また、作曲が特技でありその曲は部内で大流行しました。秋季リーグ戦の開幕前カウントダウン動画にも2年部員が大越作曲の歌を歌う動画がありました。(こちらです!)
小島舜平(投手/ラ・サール) 【僕の野球人生第3回(9/21投稿)】
チームには珍しいサイドスロー左腕です。2年の夏にはAチームに入るものの、そこからなかなか調子が上がらず苦しんでいた姿をよく覚えています。部内では備品管理長として備品の管理を取りまとめてくれました。写真からもわかるようにふざけて人を笑わせている印象があります。
鈴木健(投手/仙台一) 【僕の野球人生第4回(9/22投稿)】
[左:鈴木投手、右:松岡副将 リーグ戦の時は勇ましいですが普段はこんな感じです]
我らがイケメン高身長高学歴左腕。明治大学戦第二回戦で5回60球被安打2失点0のパーフェクトリリーフを見せてくれたのは記憶に新しいです。個人的にも寮の部屋が隣であったり、寮のロビーでよく一緒にゲームをしたり、また毎週寿司を一緒に食べに行くなど自分の野球部生活を彩ってくれた一人でもあります。
三田村優希(投手/奈良学園登美ヶ丘) 【僕の野球人生第5回(9/23投稿)】
[上;三田村投手、下:三宅学生コーチ]
二浪して東大に入学した苦労人。1年秋のフレッシュトーナメントで135km/hを出し速球派右腕として期待されました。その後けがなどで苦しむも4年からリーグ戦に出始め、今季は大活躍を見せてくれました。また、無類の釣り好きであり、寮のロビーには彼が釣りの際に捕まえてきたカニが飼育されています。東大野球部関西会のドンです。
和田泰晟(捕手/海城) 【僕の野球人生第6回(9/24投稿)】
元々外野手として入部してくるも怪我などの影響で途中からキャッチャーにコンバートしました。持ち前の強肩で明治の俊足飯森選手を刺した場面は衝撃的でした。また、リードも上手く、間違いなく今年の投手陣の安定を支えた功労者の一人でしょう。丸坊主にした自分を「和尚」と呼び始めたのも彼です。許せないです。
向原拓弥(一塁手/長崎西) 【僕の野球人生第7回(9/25投稿)】
[左:向原内野手、右:矢追外野手]
強打の内野手です。入部して初めて顔を見たときに「こいつは絶対浪人だ」と思っていたら普通に現役でした。申し訳ないです。あと別府がするスイカの早食いが大好きなそうです。(ニッチな情報で申し訳ないです)
菊地悠太(二塁手/サレジオ) 【僕の野球人生第8回(9/26投稿)】
走塁や守備がうまい内野手でしたが彼もけがに泣いてしまいました。神奈川出身なのに関西弁を話し、その人柄もあってか彼の周りは常に誰かがいるほどに人気者でした。寮生ではありませんでしたが寮生とゲームをよくしており、そのせいで終電を逃して寮のロビーで寝るという一連の流れは腐るほど見ました。
長谷川朝(二塁手/沖縄尚学) 【僕の野球人生第9回(9/27投稿)】
[左:鈴木投手、真ん中:長谷川朝内野手、右:菊地内野手]
現在部唯一の沖縄男児です。それどころか長い東大野球部の歴史の中で島袋さん(R5卒)に続き二人目の沖縄男児で選手として引退するのは彼が初めてになります。二浪しながらも東大野球部に入るほど熱意にあふれており、理系の忙しい学部に入った後も時間を縫って球場で自主練をしている姿が印象的です。
地曵龍一(三塁手/開成) 【僕の野球人生第10回(9/28投稿)】
[左:藤川内野手、真ん中:三宅学生コーチ、右:地曵内野手]
宮﨑さん(R5卒)や永田など多くの東大野球部部員を輩出した開成高校の一員です。ちなみに彼の開成同期は5人が入部しました。肩幅がかなり大きく、初めて見たときに自分と笹川は「エグイぐらいでかいやつおるぞ」と話題にしていたことを覚えています。
阿部泰典(遊撃手/栄東) 【僕の野球人生第11回(9/29投稿)】
TEAM2023の内野手長を務めました。なかなか継続して結果が出せなかった彼でしたが、フレッシュで梅林を押しのけて4番に座ったり、今季のリーグ戦前のオープン戦で6打数連続安打を放つなど随所で輝きを見せてくれました。個人的な話をするとずっと一緒にスマブラで遊んだり、何度か2人で鍋を作って食べたりした思い出があります。
藤川翔太(遊撃手/私立武蔵) 【僕の野球人生第12回(10/2投稿)】
[左から、地曵内野手、近藤外野手、藤川内野手、長谷川朝内野手]
TEAM2023のトレーニング長を務めました。トレーナー変更の時はとても精力的に活動してくれました。彼も走攻守そろったいい選手だったのですがけがの影響もありリーグ戦には出場することができませんでした。苗字が「藤川」だからかなぜか自分は彼のことを自分と同じ阪神ファンだとずっと勘違いしていました。(実際にはホークスファンらしいです)
秋山千裕(外野手/桜修館中等教育) 【僕の野球人生第13回(10/3投稿)】
チーム内随一の癒しキャラです。神出鬼没で気づけば球場に現れたり、かと思えばいなくなったりと探すのに苦労した思い出があります。ただ、何といっても彼は練習熱心で、自主練でティーを打っている姿をよく見ました。
大井温登(外野手/小松) 【僕の野球人生第14回(10/4投稿)】
TEAM2023の打撃長を務めました。今季のリーグ戦では一時期4割越えの打率を記録するなど大活躍しました。また、ファーストにコンバートした当初は守備がかなり怪しかったのですが今ではハーフバンドの送球もしっかりとってくれるようになり安心してみていられるようになりました。足も速いですが走り方がかわいいので最終カードではぜひ注目してみてください。
近藤悟(外野手/県立浦和) 【僕の野球人生第15回(10/5投稿)】
[左:近藤悟外野手、右:地曵内野手]
TEAM2023の走塁長を務めました。走攻守に優れ、リーグ戦でのスタメンも経験しました。身長が高いため自分は最初のほう怖がって話しかけることができませんでした(今は余裕です) 。また、下級生のころはカレンダーなどの登場頻度が非常に高いことで有名でした。
平松光紀(外野手/東海) 【僕の野球人生第16回(10/6投稿)】
[左から、平松外野手、三宅学生コーチ、青木投手]
我が学年が誇る人格者、平松です。自分の推しでもあります。もともとは内野手(三塁手)でしたが去年に外野手にコンバートしました。寮生になった後は毎日早起きして周辺を散歩(徘徊?)していました。練習熱心で、東大球場でティーを打っている光景はよく見ました。
別府洸太朗(外野手/東筑) 【僕の野球人生第17回(10/9投稿)】
[左から、梅林主将、石元さん(R2卒)、別府外野手]
甲子園ボーイ一人目。梅林と合わせて甲子園経験者が複数人入部するのは38年ぶりだったそうです。リーグ戦での活躍は皆さんの知る通りです。陽気で先輩・同期・後輩から愛されている彼ですが、寮内では後輩とゲームをして煽りあっている姿が印象的です。あと一応外野手長でした。
矢追駿介(外野手/土浦一) 【僕の野球人生第18回(10/10投稿)】
[左から、矢追外野手、和田捕手、鈴木健投手、長谷川亮太副将]
TEAM2023のしっかりしたほうの外野手長です。守備が非常にうまく、チームを救うプレーを何度もしてきました。「big6tv」の週間bestプレーにも数多く採用されていましたね。最近のブームは将棋だそうで、よく寮のロビーで宿題をやると見せかけて将棋をやっています。
椎名航(学生コーチ/日比谷) 【僕の野球人生第19回(10/11投稿)】
[一番右が椎名学生コーチ]
近藤とともにTEAM2023の走塁長を務めました。今年度になってから学生コーチになり、基本的には選手の走塁指導や動画撮影などチーム力の向上に貢献してくれました。チーム随一のいじられ役で、気づけばいつも誰かにいじられています。
永田悠(学生コーチ/開成) 【僕の野球人生第20回(10/12投稿)】
[真ん中が永田学生コーチ]
始めはマネージャーとして入部するものの1週間ほどで学生コーチに転身し、以降は学生コーチとしてチームを支え続けてくれました。特にこの1年ではリーグ戦でベンチ入りをするなど学生コーチのトップとして学生コーチ陣をまとめてくれました。
名畑諒介(学生コーチ/並木中等教育) 【僕の野球人生第21回(10/13投稿)】
[左から、和田捕手、平松外野手、名畑学生コーチ]
最初は内野手として入部し、2年の秋終わりに学生コーチとして転身しました。野球部に対する熱量が高く、彼の書いた「僕の野球人生」はチームでも最長でした(9613文字)。個人的には寮食乞食(外食などで寮食を食べない部員の代わりに寮食を食べること)をしている姿が印象的です。
秀島龍治(学生コーチ/東筑) 【僕の野球人生第22回(10/14投稿)】
[上段左から、鈴木健投手、梅林主将、中段左から、伊藤和人さん(R5卒)、清永さん(R5卒)、秀島内野手、下段、林英佑さん(R5卒)]
別府と同じ東筑出身の内野手です。別府が二浪なのに対して秀島は一浪なので秀島の方が年下になります。そのため秀島は別府のことを「別府さん」と呼んでいました。自分は両方より年下ですが両方に対して呼び捨てで呼ぶので時空がゆがむ気持ちになります。リーグ戦でも何度か守備固めとして起用され、big6tvの週間bestプレーでも取り上げられたこともありますが春季リーグの後に学生コーチに転身し、以降はチームの守備向上に努めてくれました。
三宅杜衛(学生コーチ/広島大福山) 【僕の野球人生第23回(10/15投稿)】
投手として入部し、椎名と同じタイミングで学生コーチになりました。自分たちの代の学生コーチで投手を専門的に見れる人がいなかったのが彼が学生コーチとなることで隅々まで目が届くようになりました。穏やかな性格で非常に話しかけやすく、よく選手とコミュニケーションをとっている姿を見ました。
木村舞穂子(マネージャー/国立) 【僕の野球人生第24回(10/16投稿)】
[左から德田マネージャー、木村マネージャー]
我が代の紅一点です。マネージャーの中では会計として部のお金の管理を行ったり、女子マネージャーのトップとして下級女子マネージャーのとりまとめも行ってくれました。天然な性格で、彼女が生み出した「じゃんけんガール」などの謎の単語はマネージャーを爆笑させてきました。
松岡由機(副将/投手/駒場東邦) 【僕の野球人生第25回(10/17投稿)】
TEAM2023の副将、一誠寮の寮長、そして右のエースとしてチームを様々な面から支えてくれました。特に前のカード、法政大学二回戦において9回142球の完投勝利を飾った試合は皆さんの印象にも残っていることでしょう。寮長としては寝坊が多い自分を毎日起こしに来てくれました。(申し訳ないです…)
長谷川亮太(副将/外野手/灘) 【僕の野球人生第26回(10/18投稿)】
TEAM2023の副将を務めてくれました。リーグ戦にこれまでは出場することができていないものの、部内ではBチームの下級生のまとめ役として活躍してくれました。彼も自分と同じ灘校出身なのですが、自分が灘校時代野球部に所属していなかったことから直接の面識がなく、はじめはどんな感じで話せばいいのか困った思い出があります(今では普通に話せます) 。陽気な性格で彼の周りではいつも笑いが起こっています。
石井悠人(主務/灘) 【僕の野球人生第27回(10/19投稿)】
TEAM2023の主務を務めてくれました。
同期が減ってしまった時だいぶ苦しい時期を過ごしましたが、彼がいるならと思って続けてこれました。愛想の良いタイプではないですが(笑)、誰に対してもぶれない人柄と高い能力でマネージャーを引っ張り、今は間違いなく部の大黒柱として慕われています。信頼できる自慢の同期です。3年半ありがとう。主務の1年間お疲れさまでした。もう少し最後まで一緒に頑張ります。(by 木村舞穂子)
梅林浩大(主将/一塁手/静岡) 【僕の野球人生第28回(10/20投稿)】
TEAM2023の主将を務めました。別府と同じく甲子園経験者であり、下級生のころから強打の一塁手としてリーグ戦に出場してきました。穏やかな性格でリーダーシップもあり、とても頼りになる主将です。今季はなかなか出場機会が得られず苦しんでいますが、最後にその豪打でチームを勝利に、そして「奪出」に導いてくれることでしょう。
以上、TEAM2023の28人の紹介でした。分量も多く、書き終わるのにかなりの時間がかかってしまいました。
その分、これを読んでくださった方々がTEAM2023の部員たちのことを少しでも身近に感じていただければこれ以上幸いなことはありません。
さて、ついに明日よりTEAM2023の最終カード、立教大学戦が行われます。自分たちの4年間の集大成を悔いなきよう、そして勝ち点をとって「奪出」を達成できるよう全力で戦ってまいります。ぜひ神宮球場で自分たちの最後を応援していただければと思います。
また、自分が東大野球部のマネージャーとしてブログを書くのはこれが最後になります。稚拙な文章でしたが4年間お付き合いいただきありがとうございました。今後とも東大野球部をよろしくお願いいたします。